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AGAの治療薬であるプロペシアは万有製薬が販売している薬です。しかしながら、プロペシアはアメリカを始め世界60カ国以上で以前から使用されている脱毛治療薬で、万有製薬が開発した薬ではありません。万有製薬はAGAの医療薬として使えるプロペシアの輸入を国に認めさせた会社です。
とは言っても、なかなかAGAの治療薬としてプロペシアを認可しなかった国に対して、プロペシアの脱毛症への具体的な効果や安全性を証明するための膨大なデータを収集し、医薬品として認可させた万有製薬の功績は非常に大きいと言えます。
プロペシアは、医療薬ではなく個人輸入という形で以前からわずかならが流通していました(あくまで個人使用という意味での流通です)。流通し始めのころは、『脱毛に高い効果が見られる飲み薬』という認識が一般的でしたので、それほど認知度も上がらずAGAに悩む人の間でもそれほどアテにされていなかったと言います。
こういったことを考えると、万有製薬がプロペシアをAGA治療に効果的な薬として厚生労働相に認めさせたというのは、AGAに悩む人に多くの希望を持たせることができた画期的な出来事だったと言えます。
ちなみに、AGA治療と併用して用いられるミノキシジルという塗り薬は、以前から国内で使用されている脱毛症治療薬です。AGA治療=万有製薬というイメージがありますが、AGA治療に使われるミノキシジルは万有製薬が輸入認可を受けたというわけではりません。
ミノキシジルはもともと高血圧症の治療薬として使われていましたが、副次的な効果として発毛効果がみられたことからAGA治療にも使われてきました。脱毛症の治療としては基本的に頭皮に直接塗布して使います。経口剤もありますが、経口摂取は高血圧治療で使われるやり方ですので、AGA治療では頭皮に直接塗布するのが一般的なやり方です。一部の発毛剤や育毛剤にはすでに使用されている成分です。
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